望楼型天守と層塔型天守の読み方と一覧「日本城郭検定過去問攻略」

望楼型天守と層塔型天守

まず読み方ですが、

望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)

層塔型天守(そうとうがたてんしゅ)と読みます。

望楼型天守とは?

望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)とは1階建てや2階建ての入母屋造の屋根に望楼を載せたものです。

層塔型天守とは?

層塔型天守(そうとうがたてんしゅ)は1階から最上階まで1階から最上階まで順番に積み上げていく形式でまるで塔のように見えるものです。

望楼型天守の城と層塔型天守の城

望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)の城

犬山城

姫路城

松江城

彦根城

丸岡城

備中松山城

高知城

層塔型天守(そうとうがたてんしゅ)の城

松山城

松本城

丸亀城

宇和島城

弘前城

江戸城

大阪城

名古屋城

会津若松城(3級第8回1問)

掛川城(3級9回4問)

望楼型天守と層塔型天守の関連過去問

日本城郭検定3級第8回1問

天守は建築構造から望楼型と層塔型に分かれるが、次の中で層塔型の天守はどれか?

①丸岡城

②会津若松城 正解

③犬山城

④松江城

日本城郭検定3級第9回4問

天守雛形」といわれる木組み模型などが残っていたことから、平成16年(2004年)に木造によって四重四階の層塔型天守が復元された城はどれか?

①湯築城

②白河小峰城

③大洲城

④掛川城 正解

日本城郭検定3級第10回3問

天守の形式の一つに望楼型がある。望楼型天守についての説明で間違いはどれか?

①層塔型天守より旧式

②望楼型天守には波風がない 正解

③犬山城は代表的な望楼型天守

④一階建て又は二階建ての入母屋造の屋根に望楼を載せたもの

日本城郭検定3級第10回49問(改)

初の層塔型天守の城はどの城か?

①短波亀山城

②島原城

③今治城 正解

④大洲城

層塔型天守とは?

望楼型天守と層塔型天守の豆知識

層塔型天守の城を最初に建てた人

層塔型天守の城を最初に建てた人は藤堂高虎(とうどうたかとら)という方です。

層塔型天守を最初に建てたのはいつか

層塔型天守を最初に建てたのは慶長9年(1604年)から慶長13年(1618年)で以後、望楼型から層塔型が主流になります

層塔型天守を最初に建てた城

最初の層塔型天守の城は今治城です。