普請と作事~築城の段取りの流れ「日本城郭検定過去問攻略」

  • 2022年11月12日
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普請とは

普請(ふしん)とは築城予定地に行う土木工事の総称です。

作事とは

天守や櫓、門などの上屋構造物を建てる工事のことで専門的な技術を有する職人衆が行う。

築城の段取りの流れ

①地選(選地)

どこに城を建てるのか築城の場所を決めること。

②地取

①の地選で決めた場所でどの程度の規模の城を築くかを具体的に決めること。

③縄張

堀、櫓、門をどこに配するかを決めること。

④普請

③の縄張りに基づいて行われる土木工事のこと。

⑤作事

天守や櫓、門などの上屋構造物を建てる工事のこと。

⑥完成

①~⑤の工程を経て城の完成です。

普請と作事~築城の関連過去問

日本城郭検定3級第10回6問

築城には次の四つの工程がある。今の土木工事にあたるのはどれか?

①縄張

②選地

③作事

④普請 正解

日本城郭検定3級第11回19問

築城には4つの工程がある。今の建築工事に該当するのはどれか?

①地選

②縄張

③普請

④作事 正解